2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧
早起きして、息子の通う園の廃品回収の手伝い。小さな小屋に山積みになった、新聞、雑誌、ダンボールを表に出し、回収トラックが来るのを待つ。この廃品回収の後に、太鼓と踊りの練習も予定されていたのだけれども、トラックが遅いので太鼓の練習はなしに。 …
柔軟ストレッチ 夜40min ランニング 2kmくらい 地区対抗の運動会の練習3日目。小学校のグランドで最後の練習。のんびり走っていたところまでは良かったのですが、子供チームvs大人チームの勝負になってしまい、3回全力疾走したらもう息も絶え絶え。今日は他…
他人の私生活を覗き見るうしろめたい誘惑。ちょっとしたいたずら心なのかもしれないけれど、いたずら心とひとくくりにできない思いを感じるのはうがちすぎでしょうか。 レイモンド・カーヴァー「隣人」 (Neighbors by Raymond Carver) それから彼女はこう言…
このシリーズ、いつも上下に光の軌跡が多かったのですが、今回はちょっと違いました。上下の軌跡はテールライトや信号、ヘッドライトが近づいたり遠ざかって残ったものでした。が、今回はそれに白い光が左右に入りました。多分コンビニの前に少し停めたせい…
柔軟ストレッチ 夜50min ランニング 2kmくらい 地区対抗の運動会の練習2日目。昼過ぎまで降っていた強い雨でぬかるんでしまっているらしく、小学校のグランドは使えず。他の競技の練習をしている、集会所で一緒に練習をしました。バトンの受け渡しを何回かや…
フィジカルな変化、メンタルな変化。兆候はその僅かさゆえにどちらとも区別がつかない。 レイモンド・カーヴァー「でぶ」 (Fat by Raymond Carver) 私はスペッシャルを太った男の前に置く。チョコレート・シロップを添えたヴァニラ・アイスクリームの大きな…
伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)作者: 山田ズーニー出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2001/11メディア: 新書購入: 49人 クリック: 391回この商品を含むブログ (220件) を見る自分の頭できちんと考えるための具体的な方法を理解すれば、文章は変わる…
明るい薄灰色の雲が空一面を覆っていたある夕方。小雨がふったりやんだりを繰り返しているさなか、職員室からグランドに向けてシャッターを開きました。普段は部活の練習をしている生徒がたくさんいるのですが、この日はまるで姿が見えず。あんまり針穴っぽ…
バースデイ・ストーリーズ (村上春樹翻訳ライブラリー)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (51件) を見る誕生日をめぐる短編を13篇集めたアンソロジー集。誕生日だか…
ディヴィッド・リンチの映画に出てくるような現実とは少しずれた場所を思い起こされる。ここではないどこか。赤いビロードのカーテンに囲まれた赤い部屋、古ぼけた劇場の緞帳の前。けれど嫌な感じはしない。むしろ、すっきりするような。 村上春樹「バースデ…
olympus PEN EE2 / ISO200 僕の使っているオリンパスのPEN EE2は「写るんです」などと同じような短焦点で、ピントが合う距離が固定化されています。たしか3mくらいだったかと思うのですが、散歩中のゲンの写真を撮ろうと思うと、これがなかなか良い距離が保…
柔軟ストレッチ 夜45min ランニング2kmくらい 子供たちの次は大人の運動会だ。とばかりに、地域の区対抗の運動会の練習が始まりました。月水金の三日間練習して日曜日が本番です。団体競技の玉入れ、綱引き、リレーの練習を闇夜の中行いました。僕はリレーに…
補助車輪はいつの間にかはずせるようになっている。それがもう必要ないことに、いつ、気が付くかどうか。 ルイス・ロビンソン「ライド」(RIDE by Lewis Robinson) 父親は腕時計に目をやり、夜中の十二時を過ぎて日にちが変わると、派手にエアホーンを鳴らす…
前回(ナイトドライブ9 - 繭八庵@Hatena)と同じくISO400のフィルムで撮った夜のドライブ。巻き忘れで二重露光になっていました。そのせいか幾分ぼやっとしてしまってパンチに欠けます。道路だけでなく、ネオンの光る都会で動きながら撮影するともっとたくさ…
娘の小学校の運動会。雨が降るとか、曇るかもなどの心配は杞憂に終わり、とても良い天気の1日。日向は夏を思い出させる暑さでした。児童数が少ないおかげか、応援席や写真やビデオの場所取りもないも同然で、ゆったり気楽に楽しめる運動会でした。学年で徒競…
漂白したような清涼感。少し白すぎる気はするけれども。 クレア・キーガン「波打ち際の近くで」(CLOSE TO THE WATER'S EDGE by Claire Keegan) 「あと一時間だ、マーシー。それだけしかない」と彼は言った。「一時間たって戻ってこなかったら、置いていく。…
息子の通う園のクラフト展で覚えた、手打ちうどんがまた食べたいと熱烈リクエストをもらったので、忘れないうちに、と挑戦しました。10人前1キロの小麦粉をうどんにしました。 ボールに小麦粉をいれ、食塩水を少しずついれ、混ぜていきます。だまをつぶして…
読後、ものすごく引っかかりが心に残る。それから何故「風呂」なんだろう。この作品のロング・バージョン「ささやかだけれど、役にたつこと」も読みたい。レイモンド・カーヴァー「風呂」(THE BATH by Raymond Carver) 男は病院から車を運転して帰宅した。彼…
お勉強お勉強と思ってついつい大量購入。 前から欲しかった3冊。短い文章、または抜粋で編まれたアンソロジー集。歯ごたえのありそうな文章が全部で161編。 新書というジャンルは時事的・社会的だったり専門的な領域の知識・情報を鳥瞰して簡易に解説してく…
こういう願望というか関係ってちょっとねじれてるんじゃないかなぁ。こわこわ。アンドレア・リー「バースデイ・プレゼント」(THE BIRTHDAY PRESENT) 再び電話のベルが鳴る。彼女は少しためらってから受話器を取る。 ロベルトだ。「ああ、君は家にいるってわ…
「仕事に活かすブログ術・実践編」というものに参加してきました。シゴタノ!の大橋悦夫さんが講師のセミナーです。(シゴタノ!は仕事を楽しくするためのアイデアや方法を紹介しているサイトで、この数ヶ月頻繁にチェックしているサイトでした。なるほどこ…
誕生日に起きたちょっとした?アクシデント。おばあちゃん、お茶目です。イーサン・ケイニン「慈愛の天使、怒りの天使」(ANGEL OF MERCY, ANGEL OF WRATH by Ethan Canin) エリスナー・ブラックの七十一歳の誕生日に、鳥の群れが窓から台所に飛び込んできた…
日記やメール、ブログなどの文章を書く機会がこの10年でぐんと増えました。増えはしたけれども、文章自体が上手になった、という実感はほとんどありません。昔の自分の文章を読むと、理解に苦しむものがたくさんあります。感情的だったり、論理的でなかった…
世界が、視野が、自分自身が広がっていく瞬間。きっと、こんな精神的脱皮を何度も繰り返して、人は子供から遠くなっていくのでしょう。 デイヴィッド・フォスター・ウォレス「永遠に頭上に」(FOREVER OVERHEAD by David Foster Wallace) 誕生日おめでとう。…
「ザ・ソウルフル・ピアノ・オブ・ジュニア・マンス」ジュニア・マンス 「プレミナード」バリー・ハリス 「セロニアス・ヒムセルフ」セロニアス・モンク ピアノスト3枚。ジュニア・マンスもバリー・ハリスもこれがはじめて聴く1枚。今まで聴いたことがない演…
ポール・セロー「ダイス・ゲーム」(A GAME OF DICE by PaulTheroux) 当地ではバーの客たちは次のおかわりを誰が払うかを賭けてそれを転がすのだ。私はダイスを振るときに男たちが顔に浮かべるひどく真剣な表情や、むき出しになった歯を目にして、しばしば思…
ロバートもかわいらしいけれども、三人のおばあさんたちもまたかわいらしい。 リンダ・セクソン「皮膚のない皇帝」(TURNING by Lynda Sexson) 三人の老婦人が、その長い首に宝石をエレガントに光らせ、お互いの手を取りあって、タクシーからよろよろと降りて…
息子が通う園で、今日明日の二日間クラフト展なるものが開催されています。木工、金工、陶器、漆器、竹細工、染物、洋服などの職人さんたちの作品を見て、触って、販売するという催しです。園児の保護者もお手伝いをしながら二日間を楽しむというものです。 …
最後の1センテンスというものは、どの作品でも一番印象に残りやすい。ある景色を目指して一段ずつ上ってきた階段の一番上にたどりついた喜びだとかその眺望だとかそこまでの余韻みたいなものが凝縮されている。その最後の1センテンスを引用したいところで…
ウィリアム・トレヴァー「ティモシーの誕生日」(TIMOTHY'S BIRTHDAY) 彼女は小さく微笑んだ。そこにあるものを受け入れるしかない。気に病んでもしかたないのだ。彼らは傷つけられたが、それはそうなるべく意図されたことだった。彼らのうち一人が失望し、拒…