ほっとけない世界のまずしさ

いま世界では3秒にひとり、子どもが貧困から死んでいます。1日だと3万人。

この状況を変えよう、「貧困をなくそう」という意思表示のためにホワイトバンドをつけて力を貸すことができる、と言うエントリーでした。
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flickr にlive8の写真がたくさん集まっているという記事をどこかで読みました。(Flickr: "live8"現在6000枚弱)なにかのチャリティコンサートなんだろうとその時は僕の中を通り過ぎていきました。が、上記のGoing My Watさんの エントリー、そこから日本のオフィシャルサイトほっとけない 世界のまずしさを読み、どんな活動なのか初めて知りました。

3秒に1人、子どもが貧困から死んでいます。食べ物がない、水が汚い、そんなことで。この状況を変えるには、お金ではなく、あなたの声が必要です。貧困をなくそう、という声を表すホワイトバンドを身につけてください。

20年前のライブ・エイドではアフリカ支援のために1億ドル(280億円)の寄付が集まりましたが、その金額はアフリカが先進諸国に返済している債務額の一週間分に過ぎなかったのだそうです。今回のキャンペーン、そしてホワイトバンドは「貧困をなくす方向への政策の転換」を目的として、7月6ー8日にイギリスで行われるG8サミットや、9月の国連サミットなどで途上国の貧困への援助、構造改革を求めるための運動です。

100%幸せに生きている人というのは世界中どこを探してもいないでしょう、多かれ少なかれ悩みや苦しみを抱えて生きています。それでも、困っている人、苦しんでいる人のために何か手助けがしたい、できることをしたい、と思う人がたくさんいます。たくさんの活動があります。赤い羽根、足長募金、歳末助け合い・・・・。どの活動でもそうですが必要なのは決してお金だけじゃない、理解だけでもないと思います。その状況を知って自分が変わって行くこと、積極的に関わっていくこと、行動することが求められているのではないでしょうか。
昨年は全国各地で災害が続きました。報道の中で印象的だったのは、被災地には募金だけでなく、ボランティアも多く駆けつけたというものでした。ニュースを知った一個人がそれぞれに自分でできることを考え、関わり、行動していった結果なのだと思います。

世界の「とてつもない貧困」ってどんな貧困なのですか?

「とてつもない貧困」ってどんな状態でしょうか?
貧しさのために1日3食を取れないことはもちろん、毎晩毎晩お腹をすかして眠るしかない状態を言います。そのうえ、栄養が不足してしまって、軽い活動もできず横になる事しか出来ない状態を言います。
今日も、貧しさの為だけに、食事も食べれない、そういう人たちが世界では8億人もいるのです。
つまり世界の10人に1人(!)が「とてつもない貧困」の状態にいるのです。

8億人の人々を救うために、いま僕らができること、関わっていけること、それが何か考え行動していこうと強く感じました。とても考えさせられたエントリーでした。