児童書の専門店で思ったこと

昼過ぎに家族で近所の本屋へ。子どもの本だけを取り扱っている小さなお店。子ども達に本を買うのに通っているお店だ。月に1度、朗読会もやっていて、上の娘はこの数カ月通っている。今月はこれにするんだ、といいながら車に乗ってきたがすぐには決まらない。お店に入ると目移りするし、たくさんの本を眺めるのが楽しいのとで、選ぶのに時間がかかる。でも、だまってじっと待つ。


僕らが読んで欲しい本と、彼らが読みたい本にギャップがあると、色々いいたくもなる。まだ早いんじゃないか、もう卒業してもいいんじゃないか。こんな本も読んで欲しいなあ・・・。でも、がまんがまん。できるだけ何も言わない。どんぴしゃり今このタイミングしかない、という本もあるけれども、どんな本でも何かしらの魅力や引力が働いて手が伸びたのだから、その子ども達の希望を第一に考えたい。この本屋さんに並んでいる時点で間違いはないし、読んでみて今ひとつピンと来なくても何年か後に家の本棚で再会した時に新しい感覚で、違ったものを感じられるだろうから。


それでも、僕はまだ彼らが選んでいる時に色々と自分の意見を言いすぎのようだ。自分が読んで面白かったものや、今自分が読みたいものに誘導しようとしているらしい。そういう、僕も読みたい/再読したい作品は、僕が自分で買って本棚に並べておいてないとダメなんだな。

そんな我が家の子ども達(9・6・2才)が選んだのははこれ。

クレヨン王国の十二か月 (講談社青い鳥文庫 20-1)

クレヨン王国の十二か月 (講談社青い鳥文庫 20-1)

かれえだ (絵本アフリカのどうぶつたち第2集・ゾウのかぞく)

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たんじょうびおめでとう (こぐまちゃんえほん)

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