第8回 語り口について語ってみる
再生ボタンを押すと約５分のだらだら長い音声が流れます。そんなに大きな音ではありませんが、ボリュームにお気を付けください。声ブログ第8回です。ジブリの新作について少しだけ言及しています。作品の外側、周縁の話題ではありますが、一切の情報を知らずに見に行きたいという方はお気を付けください。
吉本隆明さんの講演CDを聴きながらここ数日考えていたことをつらつら話しています。自動書記のように5分間一本勝負で録りました。
これは話さなかったことですが、この吉本さんの講演CDにはスクリプトがついています。この分量でこのぐらい時間がかかるのか、と思う事が1つ。もう１つが、文字で読むとさらっと通り過ぎてしまう物も、語られると、その前後の雰囲気や、話者の口調や口癖なんかもあって、非常にざらざらとした手触りになってしっかり存在感を示すようになるということでした。
さて、今回の録音を聞き直していたら吉本さんの「えぇ、なんと申しますか」という口癖が僕なりにうつってました。すぐに影響を受けます。それから後半大江健三郎さんの話をし出したところでアプリケーション側の時間制限に引っかかって途切れて終わっています。続きはありませんです。今度しゃべります。
- 語り口についてこれまで考えてきたことは次のものです。
