制限時間をつくる

で。今考えているのは、毎日朝32分をそのブログの記事準備に使ってみようかということ。 ちょうど、絵を描く人が時間制限を設けてクロッキーをするみたいにね。 特に準備をせず、32分間という制約で文章を書き進めるというのは楽しいかもしれないと考えています。 著者が楽しいのであって、読者が楽しいとは限らないわけですが…。 なぜ32分かというと、25という切りのいい数字だから。 たぶん、16分で書いて、16分で校正ということになるかな。

そうやって自分自身で制約を決める(〆切を自分で決め、仕事の進め方も自分で決める)と、 妙に楽しい気分になってくるのはなぜでしょう。 ゲーム感覚になるからかな。 いや、きっと「仕事を自分でコントロールしている」感覚が心地よいのでしょう。

制限を決めてそこで一つ仕事をやりきるようにする、というのは心がけたいと思いながらも、なかなか実現できないでいることの一つ。だらだらやろうと思うといつまでもかけられたり、そうだ、あれが先だ、と割り込み作業が入ってきて、分断されたり。

短編を読んで気に入った文章を引用してコメントをつける、ということを昨年から続けているけれど、最近滞っている。何箇所も引用したくなって、引用ばかりのエントリになって感想や思いを書くところまで行き着かないことが増えてきているせいだ。引用文は一文だけ、と制限を厳しくしたほうが、考える事にもっと時間が使えるようになるのではないかと思う。

仕事のテンプレートを決めて試すのにこの時期は割合ふさわしいのかもしれない。百人一首の暗誦もその試みの一つ。何回かの授業の録音を聞いて確かめたけれど、5分もあれば簡単な説明と暗誦作業が終了する。まだ流れが整理されずに、無駄に使っている時間が何分かあるけれど、毎時間繰り返していって洗練させていきたいと思う。