山月記チェック1

2年生の現代文で「山月記中島敦に入っています。普段ほとんど読むことのない噛み応えのある作品を取り上げるときには、段落ごとにマルバツチェックリストを作って内容把握をしています。教員がよむのをただ聞くだけ、自分で黙読するだけよりも集中して本文を読む効果があるような気がします。最初の意味段落のチェックの内容は以下のものでした。

山月記チェック 1
(内容に合っている場合はマル、違っている場合は正しく直せ。)

  1. 登場人物の一人「李徴」(りちょう)は非常に優秀で、まだ若いときに難しい官吏登用試験にも合格した。
  2. 李徴は優秀なのに、協調性に富み、常に謙虚な姿勢を忘れなかった
  3. 李徴が仕事をやめたのは、詩人としての名を後世に残したいと志したからだ。
  4. 詩人としての活動はすぐに軌道にのり、生活は楽になった。
  5. 優秀なのに詩人で終わるのはもったいないと上司や同僚に懇願されて、李徴は復官した 
  6. 李徴が詩を書いている間に出世したかつての同僚の命令を聞くことは屈辱的だった
  7. 李徴が復官して二年の後、李徴は出張先で行方不明になり、二度と戻ってこなかった。
  8. 李徴が行方不明になった晩、彼は急に顔色を変えて寝床から飛び起き、わけの分から ぬことを叫びつつ下に飛び降り、闇の中に駆け出していき戻ってこなかった。