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056 自分はここにもある「自分探しと楽しさについて」森博嗣 その2

昨日*1の続き。本を読みながら目に付いた文章に線を引く。時々ふっと視線をあげて反芻する。視線を戻してしばらく眺める。

自分はどこにあるのかといえば、それは、どこにでもある。貴方の中にもあるし、貴方以外のところにもある。


「自分」を見つけるには、「自分」のこと忘れられる行為に没頭することが効果的だと思う。


なにをしても、自分は見つかるし、なにをしても、自分は高まる。まずは考えないで行動することだと思う。考えるのは、そのあとで良い。

音楽でもスポーツでも絵でも、こうしたいこうなりたいと思い浮かべる姿があるだろう。こうしましょうとガイドしてもらえることもたくさんある。が、まるっきり同じにはならない。その通りにしたい、丸々コピーしたいと一生懸命必死にがんばっても決して同じにはならない。その思い通りにならない部分こそが自分なんだろう。


眺めているうちに幾つものうたかたが浮かんでくる。これらの文章が触媒となって何かと何かを反応させるのだ。じっと自分の中から何かが浮かび上がってくるのを待つ。それを言葉にすることで自分の気持ちが見つかる。自分の考えがわかる。瞬間瞬間の自分自身を刻む。ブログの中に自分自身は確かに存在する。

自分探しと楽しさについて (集英社新書)

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