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032 尊敬語、謙譲語の識別

今日も敬語の学習。一つ一つ小さな段階を追って理解を積み重ねていく。そうでないと「どこからわからないのか」がわからなくなって「え、全然分かんない。敬語意味分かんない」になってしまう。今日は尊敬語謙譲語の識別について。文章の中で

動作をする人、「〜は、〜が」にあたる人への敬意は尊敬語
動作をされる人、「〜に、〜を」にあたる人への敬意は謙譲語

確認できているので、これと「帝、姫に文書き奉り給ふ」という例文(参考書で見つけてこれはわかりやすいと使わせてもらっている)を板書して枕草子「雪のいと高う降りたるを」本文中の敬語の識別。


5分位自分で考えてもらった後は友人同士で相談しながら作業をしてもらった。教科書、ノート、現代語訳のプリントなどを駆使して「誰から誰への敬語か。尊敬語謙譲語のどちらか」について考えてもらう。敬意を払うべき相手は誰なのか。その人物は文中でどの位置にあるのか。これを読み取って一つの見解にたどり着くまで生徒たちの話に耳を傾けながら教室を歩き回る。


ある程度の生徒が自分なりに識別を終えた時間でさらっと解説をしてしまう。その後はまた、時間をとってその解説が納得できるか自分のノートと教科書と見比べ整理をする時間、更に今学習してわかった事について友人同士で説明をし合う時間。分からない友人に対して説明をする時間をとった。


彼らが説明している内容は僕が少し前に話した内容そのものなのだけれど、説明を聞く相手が違うと真剣味が違うのか分からないポイント何度でも繰り返してもらえるからか、分からなかった生徒がわかったという顔をする確率が高い。


生徒は生徒同士の中で中でコミュニケーションをとり、生徒同士の中で学び合っていく時にたくさんの失敗と成功の体験を積み、未知の課題にであったときにどうしたらそれを解決できるのかという経験をして学習し育っているのだと思う。