月曜日

授業は356の3コマ。1限に国語総合の準備。百人一首、板書の確認、質問紙の回答。これで50分。2限、4限に56の3年生の演習の下調べ。漢文は古文よりも時間がかかる。

3限、国語総合1クラス目。百人一首は50首目。

君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな

50回続けてきたかと若干の感慨が無いといえば嘘になる。数年前にやった毎時間漢字10問ずつ、というのと比較して、定着率はあまり高くは無いと思う。実益よりも、文化というか教養としての知識をという思いはある。「自分・この不思議な存在」は2段落目に入る。最初の段落のわけのわからなさから多少、容易に想像できる話題になって、生徒もほっとしている様子。

56限は3年生の演習。今日は「捜神記」から。「使役」の形「A、BをしてC(せ)しむ」や、使役になる動詞「命(めいじて) 召(めして) 説(ときて) 勧(すすめて) 遣(つかわして) 属(しょくして) 挙(あげて)」の紹介。また、願望の「願はくは〜(未然形+)ん」で「どうか〜させてください」という自分の願望、「願はくは〜命令形」で「どうか〜してください」という相手への願望の説明。また、「唯〜耳(ただ〜のみ)」で限定・断定・強調となる話などをする。

百人一首や、古典文法、漢文の構文などは分かりやすいまとめを作れないものかとずっと考えている。情報カードに1枚ずつメモを作っていくのも良いかもしれない。と思い続けてはや数ヶ月。期末考査のあたりに試しに作ってみようか。