039 「ダイ・ハード」何度も何度も見た映画 その1

NHKの日曜夜の海外ドラマ「こちらブルームーン探偵社」に出ていた面白い役者、ブルース・ウィリスが出ている映画と思って見たのが最初。テレビ朝日日曜洋画劇場淀長さんの紹介を聞いたようにも思うけれど覚えてはいない。これが滅法面白かった。


風采の上がらぬおっさんが何だかいやだいやだと愚痴りぼやく姿となんだかんだと活躍する姿のギャップが痛快だった。中年だと思っていたブルース・ウィリスは1955年生まれでダイハードは1988年公開の作品。まだ30前半だということだから今見るとまだ若い若い。今の僕より年下じゃあないか。


僕が何度も見ていたのは野沢那智さんがブルース・ウィリスの声をあてていた吹き替え版。放送の度に何度も声優が変わったのも記憶に残る。いやあなたがマクレーン刑事ってことはないでしょうという人ばかりで辟易した。意外と合っているかもと思いながら見てはがっかりしての繰り返しで、口直しにと初期に録画したVHSのビデオをテープが延びるほど見た。


リムジンの運転手アーガイルの「感謝の気持ちはチップでどうぞ」というセリフが何故かツボだった。高校生の半ばくらいから大学を出るくらいまでの間でいったい何度見ただろう。振り返ってみるともう十年以上通しでは見ていない。今度借りてこよう。