027 raw 撮影に切り替えようか

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ずっとeye-fiカードを便利に使ってきた。撮影して家に帰ってきたら、カメラの電源を入れておけば勝手にflickrとローカルに写真を保存してくれる。ものぐさな僕にはぴったりのサービスだった。が、撮影中に全てのデータが消えてしまうトラブルがこの1年で複数回起こってしまった。長年使ってきている中でのカードの不具合なのか、カメラ側の充電状況との絡みが原因なのかはわからない。それでも使い続けてきたが、先日またデータが飛んでしまった。100枚近い写真が一度に消えてしまった。eye-fiを使うのをやめようかなと思うには十分な枚数とトラブルの回数だった。


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macではraw撮影した写真を特別なアプリケーションなしでも扱えることを知ったのも同じタイミングだった。標準でインストールされている「プレビュー」アプリでもiPhotoでも閲覧できるし、iPhotoで補正などの加工もできるし、flickrにもアップロードできる(iPhotoがjpgに変換してくれる)


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rawで撮影すると1枚あたり10MB程度になり、jpgで保存していたときの4倍から5倍のデータ増になる。カメラ側でjpgへの変換をしない生データを扱うことになる。このraw撮影した写真が予想以上に気に入るものだった。


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露出やコントラスト、色合いの調整などもjpgの画像を加工するよりもずっと加工できる範囲が広がる印象だ。これからの撮影はrawでもいいかもなぁと思った。


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データのバックアップという観点ではflickrにはjpgで上がってしまうので、外付けHDDやオンラインストレージに元データを保存し直す手間は発生してしまう。


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それでも自分が好きだなと思える写真が出てくる嬉しさには変えられない。しばらくrawで撮影していこうかと思う。