ここ数ヶ月で見たあれこれ
振り返ってみるとずいぶんアニメを見たなと思う。夏の映画で見たいと思うのも押井守が森博嗣作品を映画化した「スカイクロラ」とジブリの「岸の上のポニョ」なので好きなんだな。子供の頃は毎日2、3時間アニメばかり見ていた気がする。
もっと早くに見ておけば良かったと思ったのが新海誠監督の一連の作品。他の作品も良かったけれども、「秒速5センチメートル」の多くを語らない余白の多さが1番の好み。中学高校時代への思慕の念というか、悔いの多かった人にはかぁなりぐさぐさ刺さるのではなかろうか。大人になると時間の流れるのは早いよね。2話と3話の間に8・9年がさらっと流れている辺りがリアル。ナレーションやセリフが何となく北の国からっぽいなと思ったのだけれども、調べてみたらこの監督1973年生まれだからオンタイムで北の国からを見ていてもおかしくない。背景や光の表現がものすごくきれいだった。人物も同様。
「時をかける少女」はテレビ放映するのを知っていたけれど、CM見たくなかったのでDVDレンタル。単館系の公開から口コミで全国へ広がった作品らしい。緻密できれいな背景や場面も出てくる反面、記号的な人物の表現や演技がところどころ目立った気がする。がははと笑ったり。キャッチボールやまばたきの表現が非常に凝っているということ、人物の影をわざと表現していないという文章を鑑賞後読んだ。も一度見てみようかなと思う。見終わった後走りたくなる。走れ。汗をかけ。走れ!走れ!!だな。
10年ぶりの「ヱヴァンゲリヲン」は劇場で見なかったことを後悔。家で見るのはもったいない密度。もうひたすら格好良い。シンジ君がうじうじ後ろ向きのかまって君から芯に一本筋が通りそうなキャラクターに変化していて好印象。今回の方が感情移入できる。
「涼宮ハルヒの憂鬱」は一気に鑑賞。確かにどこを切ってもスゴイ。最近はテレビ放映でこんなに品質高い作品ばかりですか?
- チャーリーとチョコレート工場
- パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト
- パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
ジョニー・デップ週間もあった。ティム・バートン&ジョニーデップだからあんな奇妙な映画なんだ。ウンパ・ルンパはあんなに変じゃないだろう。原作ではもっと可愛らしい妖精みたいなキャラクターなんだろう、とカミさんが推理して原作借りてきて読んでいる。どうも原作でもあんならしい。映画に原作に2度楽しめそう。海賊オブカリビアンは、1作目がものすごく面白かったので借りてきた。1作目はまたみたいなと思うけれども、続きはもう見ないでも良いかなと思う。
「自分は信じない 人を信じる」
「仕事を祭りに」
「なるべく起きないで運転できないか」
スタジオでの茂木健一郎とのトークは終始緊張感が漂っている。細やかな配慮を要する人物でありそうな印象。
- 最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版
きちんと聞いてもらうためには、理解してもらうためには何が必要か。眉間にしわを寄せてぶつぶつしゃべるんじゃだめ。ユーモアと笑顔を忘れない精神が教師には不可欠。