木曜日

寒い。今朝は、雪が降った地域があるらしい。僕の住まいの辺りでは、まったくそんな気配はなかった。学校の最寄駅からの道のりも、いつもなら、霜柱がびっしり立っているのだけど、今朝はまるでなし。朝、昇降口に立つ。学校への到着が少し遅れたので、今日は短く10分程度。授業は1年生の国語総合2コマ。徒然草「九月二十日のころ」を題材に敬語の学習。百人一首は54首目、55首目。55首目は

滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ 大納言公任

係結びの法則で「こそーけれ(已然形)」が強意、助動詞けりは和歌の中では詠嘆で「その名前は今の世にも流れて聞こえているのですよ」。放課後は職員会議。いろいろと慌しい時期がやってきた。