始業式と授業

本日より3学期開始。8時ちょいに昇降口に立つ。最初の日だけに、生徒の登校も少しゆっくりな気がする。冷蔵庫の中の様に寒い体育館で始業式。ロングホームルームを挟んで、456の3時間授業。僕はそのうち、3年生の演習科目と、1年生の国語総合の2コマ。3年生は難読語のプリントと、演習問題をといてもらい、1年は百人一首の暗誦テスト。次に読む教材のノート作りと、宿題集めで終わってしまう。

1年生は、読書の記録を宿題の1つにした。次の5項目をまとめてくるというもの。

  • タイトル・作者・出版社
  • 気に入った部分を3行以上抜き出す
  • それに対する感想をできるだけ
  • 作品を5段階評価
  • 評価の理由

宿題の説明をした時に、3つ目4つ目の「好きな部分を探して抜き出す」、「それに対する感想や、思ったこと、気に入った理由」をできるだけ丁寧に書いてきてくれるとうれしい、と伝えてあった。感性に触れたものを抜き出して、自分の思考を掘り下げる作業を楽しんでくれたのであれば嬉しい。この宿題は最初に思った面倒さよりも、楽しさが勝るものになったのではないかとと思う。ざっと眺めてみると、聞いたことのない作者や、読みたいと思っていたけれどもなかなか手が出なかった作品などが並んでいる。面白そうなものはどんどん僕も読んでいこうと思う。