J・L・ボルヘス「砂の本」

「あるはずがない、しかしあるのです。この本のページは、まさしく無限です。どのページも最初ではなく、また、最後でもない。なぜこんなでたらめの数字がうたれているのか分からない。多分、無限の連続の終極は、いかなる数でもあることを、悟らせるためなのでしょう。」

高校生のための文章読本

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