使える読書
- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2006/10
- メディア: 新書
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型にはめ、フィクションもノンフィクションもエッセイも自叙伝も芯になる引用文一文と、概念化されたキーワードひとつまでそぎ落とす。それがまた小気味良い。
いま、学校の先生に、「授業の始まりには先生方が読んだ本を3分間で紹介してください」という運動をやっています。これが広まると、生徒は知的好奇心が高まり、教養を身につける欲求も高まる。生徒たちはもっと読んでみようと思う。
これをすることで、生徒の知的好奇心をかきたて、読書の時間がとれない自身は短い時間でポイントを見つけ面白さを端的に伝える、「要約力」と「コメント力」が磨くことができるといっている。読書の時間も無理やり作ってたまった本を読んでいきたいところでもあるし、こういうことをやってみるのも面白いかもしれない。