「村上龍さんはてな来訪」 雑感

昨日に引き続き今日は空いた時間にこれを聞いていました。村上龍さんはてな来訪 - jkondoのはてなブログ気になった箇所の聞き書きメモ。

4'20
jkondo キーワードって誰が作っているのかご存知ですか?

の後にキー入力音。早い。すんごい早い。

9'20
jkondo 村上さんはテレビ出てなかったと思うんですけれど
村上  近藤さんが子供の頃やってたことある

ryu's bar のことでしょうか。結構毎週見ていました。他にも村上龍さん、テレビ出ていらしたのでしょうか。番組でどんなことを聞きたいかの話へ移っていきます。この辺りから俄然興味深くなっていきました。

13'20
村上 近藤さんが成功した要因を聞きますからちゃんと聞きますから。みんなの中にちょっとしたきっかけとか簡単なアイディアとかあればIT業界は大もうけできるところだという誤解があると思う。そうじゃなくて成功している人にはその人にしかないアイディアを産むための好奇心をキープ?してるとか、アイディアがあって、それを実現する時にリスクとかコスト考えて、リサーチしてニーズあったらやってみて、やるときにシステム作りにしても努力をしている。しかも継続した努力。

ポジティブなんだけど、成功するためにはすっごい努力がしかも、継続する努力が必要だという事が言いたい。いまきっかけさへあれば儲かるんじゃないか、とか、失敗した人が、自分にはきっかけがなかっただけだというエクスキューズがあって。そうじゃなくて、あたりまえだし地味だから人気ないんだけど、あと精神論が嫌なんです。がんばればなんとなかなる。決めたことは最後までやるとか。マーケット見たりコストみたりして、こんな基準でエンジニアを選んでいるとか、そういうこと聞けたらと思っている。

16'00ごろ
村上
全体にポジティブな番組にしたいんだけど、よくきかれた成功譚とかきっかけとか、精神論苦労話じゃなくて、本当に、近藤さんになにがあったのか、そこで、ほかの人に参考になる部分と、ほかのひとにまねできたいだろうて部分ががあるんですよね。、きちんと区別できて話せたらいいとおもうんです

16'40
村上 なんであなたは成功したんですか、っていう質問そのものが今の日本の社会のパラダイムになかなかないんで、そうするとどしてもテレビとかでも精神論とかになっちゃうんです。一回やろうと思ったことは最後までやりたかったからです、とか違うと思うんですよね。どっかで科学的な努力があって、努力の継続があって、危機感を持続するとか、そんな簡単な事じゃないファクターが絡み合ってると思うんです。そのへんをうまく、正格に聞きますから頭の片隅に入れていただいて

村上さんはどんな質問を投げかけ、jkondoさんはどう答えたんでしょう。カンブリア宮殿がものすごく見たくなる podcast でした。録画はしているので近々見たいと思います。