にんじんばたけのパピプペポ

加古里子さんの絵本には好きなものが一杯ありますが、その中でも懐かしくて最初に買ってしまったのがこの1冊。小学校1年生の時にこの作品をペープサートにするのに担任の先生が読んでくださったのが最初の出会い。わがままできかんぼうの悪い子たちだったこぶたたちがニンジンを一口二口三口食べるとほっぺがポッと赤くなって、健康的な素直な良い子になってしまうというおはなし。ぱ行、バ行を使ったこぶたたちの名前が楽しくて、声に出して読むのを楽しいお話です。皆で大きなにんじん畑をつくって山ほどのにんじんが収穫できるところや、レンガでいろいろな建物を作るところが僕は好きでした。娘のこぶた達の名前を読むのが気に入ったようで、つっかえつっかえしながら読むのを手伝ってくれています。