なしとりきょうだい

なしとりきょうだい (むかしむかし絵本 4)

なしとりきょうだい (むかしむかし絵本 4)

床に伏したおかあさんのためにやまなしを取りに行く3兄弟。上の二人は途中であったやまんばの忠告もきかず沼の主に食べられてしまいます。最後に残ったさぶろうは無事やまなしを母の元に届けることができるのか。

「いけっちゃかさかさ いくなっちゃかさかさ」「ぬまのぬしに げろりとのまれてしまった」「あかいおわんが つんぶくかんぶく ながれてきた」「こしのかたなを ぴらりとぬいて」と使われている言葉が楽しい。「げろりとのんじゃうぞ」「(ゆっくりあるいて近づきながら)つんぶくかんぶく」と口ずさみたくなる魅力があります。