おおきなかぶ

おおきなかぶ―ロシア民話(こどものとも絵本)

おおきなかぶ―ロシア民話(こどものとも絵本)

これも子供のときから好きな1冊です。このおはなしに出てくるような大きなかぶがあったら自分も仲間にいれて欲しいな、と思いながら読んだ記憶があります。

大学では人形劇のサークルに入っていました。小学校、保育園や児童館で地域の子ども達に自分たちで作った人形と舞台で劇を見せるのです。そのサークルに入るまでは人形劇はNHK教育で見るものというイメージがあったのですが、初めて見ると、これがまた面白いもので、すっかりはまってしまいました。大学を卒業してもやめられずに先輩や後輩と一緒に劇の公演をしているのですが、このおはなしも何度かやったことがあります。

登場人物も、進行もまったくもって絵本そのままではないのですが、「うんとこしょ どっこいしょ それでもかぶはぬけません」という繰り返しに子ども達はおもしろさを感じてくれたようです。人形に感情移入して一緒に「うんとこしょ どっこいしょ」をかけ声を掛けてくれました。最後に「ようやく かぶは ぬけました」となると、時には拍手が自然と起こってきたりして、子ども達と一緒に作る劇という感じでした。

我が家の子ども達も「うんとこしょ どっこいしょ」の繰り返しが楽しく、時にはこれをまねて、家中のぬいぐるみを動員して「おおきなかぶ」ごっこをして遊んでいます。