どろんこハリー

どろんこハリー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

どろんこハリー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

小さな時に図書館で読んだのが最初でした。お風呂の嫌いな黒いぶちのある白い犬ハリーは、お風呂に入れられるのがイヤで、ブラシを加えて外に飛び出してしまいました。外で遊んでいるうちに泥だらけの煤だらけ、すっかり汚れて白いぶちのある黒い犬になってしまい、飼い主の家族の誰にも自分だとわかってもらえなくなってしまいます。素朴だけれども、親しみの持てる可愛らしい絵と一緒にとても好きだった1冊。娘がまだ2、3才だった頃、懐かしくて買ってしまいました。ハリーが他の犬達と夢中になって遊ぶところが娘は気に入っていたようです。

この絵本、高校時代に紙芝居にしたことがあります。ボランティアで子ども達と遊ぶ高校生のサークルに入っていて、活動の場所にしていた公民館の文化祭で発表するために作たのです。1日で5回6回くらい読んだ記憶があります。あの紙芝居どうしたのだろう。けっこう立派にできたように覚えています。もう17、8年前のことですから、美化されちゃってるでしょうけれども。