13/50「僕が六本木に会社をつくるまで」

はてな年間100冊読書クラブ活動

僕が六本木に会社をつくるまで

僕が六本木に会社をつくるまで

読了後、まず思ったのは「GREE」を使ってみたい。誰かに誘ってもらい仲間に入れて欲しい。ということでした。1ユーザとして、この作者が作ったサービスを使ってみたい、という魅力を感じました。

作者の田中良和さんという方は「ソーシャルネットワークサービス「GREE」をたった一人で作った人」という認識でいました。2004年末くらいに株式会社化して後、あんまり機能更新などのニュース以外で名前を見かけなくなったなぁと思っていました。その「GREE」の創業者が本を書いたことを田中良和が本を書いた - naoyaのはてなダイアリー僕が六本木に会社をつくるまで - どうもyukawasaですというエントリを読んで知りました。1人で数十万規模のユーザを持つサービスを作り上げるということがどんなきっかけから始まったのか知りたいという思いから購入しました。

こういうサービスがあれば、もっと日々が良くなる。きっとそれはみんなも思ってくれることだろう。

「あ、これいいかも」というアイディアが浮かぶ所までは、割合多くの人が経験できることかもしれません。が、成功する人が大きく違うのは、それを成功するまでこつこつと実行し続ける持続力を持っている事が大きいと思います。また、

僕は、この人と働きたいのだろうか、それともこの人に追いつきたいのだろうか。

頼る、甘えるといった全てを委ねる、生き方ではなく、憧れ、目指して行く向上心であったり、

誰もやった事がないことは、やる前に考えたところでうまくいくかどうかなんて、そもそも分かるはずがないという当たり前の事だった。実行してみなければわからないのだ。

という「挑戦者」「開拓者」の気持ちであったり、

そもそも、人生においてもっとも大きなリスクというのは、挑戦してみたいことがあるのに、自分に言い訳をして、挑戦せずに一生を終えてしまうことだと僕は思う。

動き続け、挑み続ける、信条や生き方であったりすると思います。

スティーブ・ジョブズ-偶像復活の中でもアップルに返り咲き、成功を収めたジョブスを「決して、決して、決して、決してあきらめない」人間だと評したものがありました。これは成功する人の共通点なのだろうと思います。

最後の「大きなリスク」の例は、大きなな事に限らず、日常の生活の中で「なんか面倒だなぁ」などと適当な理由をつけては、自分のやりたい事を後回しにしている場面がたくさん有るんじゃないでしょうか。僕には結構あります。あったことに気がつきました。よし、今日からはがんばろうという気持ちにさせる1冊。全ての人に等しく与えられた24時間をどう使うか、それは自分の意思で決められることです。