驚きの運動会

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先日行った保育園の運動会を見学に行きました。多くの保護者が運営を手伝う手作り感の強いモノだったのに共感を覚えましたが、なにより強烈に印象に残ったのが障害物競争でした。

3段も4段も積み重ねられた机の上によじ登り飛び降りる。ジャンプしてやっと届くか届かないかの板戸によじ登る。芝生の山の上からそりで滑り降りて来る。4,5人の大人が先から伸びた綱を引っ張り合って支えられた竹の登り棒をよじ登る。大きな木に登り身長の3倍はあろうかという高さの枝から綱にぶら下がって降りてくる・・・・。

ダンスや徒競走に慣れた身には刺激の強い運動会でした。保護者も子ども達もお客さんも全員で障害物に一生けんめい立ち向かう子ども達に応援の声をかけています。板戸のぼりはてっぺんに手をかけるまでは登るすべはないのです。助走して走ってきてはジャンプして取り付けるか否かの一発勝負。10回、15回、20回チャレンジしても届かない。高さを下げるかあきらめるかと思いきや、15分以上かけた最後に板戸のてっぺんに手がかかった時の歓声にはちょっぴり感動してしまいました。

あきらめないで挑戦し続ける。できなくてくやしくて泣きそうになるけれども、その苦しさを越えて、大きな壁を乗り越えた時の成就感はきっとあの子達の胸にいつまでも残るでしょう。