パーソナルスペース

1年2コマ。漢字の小テストからスタート。生徒も慣れて来たようで、練習と覚えるために10分間はもう少し短くしてもよさそうだ。「沈黙の世界加藤秀俊の本文読解2回目。満員電車で何故人は無言で無表情なのか、の説明をするのに「パーソナルスペース」について説明する。ある範囲より近くに来られると嫌だと感じる空間がある云々。電車に乗るときには人間すみの方から座りたがる云々。

それは電車の中だけではなくて、今皆さんが座っている座席に配置にもあらわれています。四月当初には教室の中に均等に机が並んでいたと思います。僕が話している教卓の前にも2列ならんであったはずです。僕もちょっと近いなと思っていましたし、場合によってはつばが飛んだりした事もあったかもしれません。

お互いにちょっと近すぎるなと思っていたという事は、自分のパーソナルスペースに相手が侵入していると思っていたという事です。友達だったらそれくらい近くにいても気にならないけれども週に2度3度しか会わないどこぞのおじさんおばさんにはこんなに近くにいられるのはちょっといやな気がする。

その結果、見てください。教卓の前にはちょうど机1列分くらいの通路が出来ています。まぁ僕もみなさんの様子を見るのに通路ができて丁度良いのですが、あんまり見事に1列分あいたのでちょっと驚いています。

これも自分のパーソナルスペースを維持するための無意識の行動だったりするのです。・・・・・。