薪作り

 11月に入った。今年はまだ薪ストーブをつけてはいないけれども、ようやく薪の支度を始められた。追加の薪棚を用意してから、と思っているうちに夏も過ぎ今シーズンが始まろうとしている。
 昨シーズンはこれまでになく沢山の原木が集められた。倒したばかりの原木もあったし、しばらく放置されていたのもあった。玉切りまで済ませたのもあるが、もらって来たままの原木も随分残っている。
 薪割り台と斧を出して薪を割る。薪割り台は少し長く太い硬い原木を取っておいて使う。斧は2キロぐらいの和斧。丸太は40センチくらいの長さで切ってあるものから割っていく。直径は10センチ強から30センチ位まで。細いものは半分、太いものは太さに合わせて3つから8つくらいに割る。
 半年以上風雨にさらされた丸太の断面は乾燥してヒビが入ったものが多い。この辺で割れるなとあたりを付けて斧を振る。割れた薪を脇によけ、次の丸太を台に乗せ、斧を振る。この繰り返しで時間が過ぎる。
 昨シーズン用意して乾燥させている薪が約1.5立米ある。11月から3月までまで焚くとして5ヶ月。一ヶ月にだいたい1立米燃やす計算で少し余分を見て、今シーズンあと4立米から5立米は必要な計算だ。量はなんとかあるんじゃないかと思うが、薪棚はもっと作らなければ間に合わない。