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現代文の授業でラーメンズ

 答案返却で2学期の授業が終了したクラスもあったが、何クラスか今日明日と授業が入った。新学期の教材に入っても良いのだけれど、進度もずれるし1回だけのお楽しみで今日はDVDを見ることにした。現代文を一緒に持っている別の先生のクラスにも声をかけ、2クラス一緒に視聴覚室へ行き普段とは違う雰囲気のなか授業スタート。選んだのはお笑いコンビ、ラーメンズの公演DVD。数年前から僕がはまってるコンビだ。


 公演を通しで見る方がおもしろさが増すものが多いけれど、時間の関係で今日は倉田セレクション。選んだのは3つのコント、第12回公演ATOMから「新噺」、第14回公演STUDYから「ホコサキ」と「QA」の計3本。いずれも動画サイトで探すと見つけることができるかもしれない。ラーメンズのコントは言葉遊びの面白いものと、シュールな設定と動きなどの表現方法で笑わせるものの2種類あると思っている。シュールなコントも大好きなのだけれど、国語の授業なので言い換えや同音異義、メタ視点などを感じられるモノを選んだ。


 「新噺」は事前に落語「寿限無」や「ときそば」を見るか聴いておくともっと良かった。が落語特有の決まり事を飛び越えて視点がどんどん外側へ広がっていって最後に見事に落語的に収束する面白さを感じてもらえたようだ。「ホコサキ」は話題と態度などの矛先が替わっていく「ズレ」が楽しい。僕は大好きな作品で、見る度に笑ってしまうのだけれどもこのコントが一番生徒たちの反応が薄かったのが以外であった。「QA」このコントを見たことがラーメンズ凄いなとはまっていくきっかけになった。舞台に一人しか人物は登場せず、もう一人の姿は舞台上には現れずマイクを通して声のみで参加する。声の発する質問「Q」に対して舞台上の人物が解答「A」するという構成。はじめの方で張った伏線をきちんと回収しながらしかも腹を抱えるほど面白いのが驚きだった。言葉の面白さとフィジカルな表現の面白さで生徒たちはこのコントが一番楽しめたようだった。


 戯曲集も手元にあるので元になった脚本はテキストとして読むこともできる。この後時間があれば作品のどこが何故面白かったのか考えて短い文章にする課題に取り組みたいところ。それを交換して読み合うと感覚や感性の違いも理解できて面白いのに・・・。などと今日の授業を振り返る。