特別時間割一日目

答案返却のため今日から四時間授業。今年担当している現代文と古典は考査の早い時期のテストだったので、返却も早く、今日の四時間全てに授業が入った。答案を返すと生徒たちはまず点数を見て一喜一憂する。テスト返却の時にしていることがある。

    • 採点ミスのチェック。
    • 正解できたはずの問題を確認して、取れたはずの点数が全て取れていたら自分は何点なのか確認する。
    • 授業や考査への取り組みを振り返り、反省と次回に向けての目標を書く。

今回は期末考査だから二学期の成績と結びつけてこのくらいの点数ならばひどいことにはならないだろう、という点にばかり意識が集中してしまう生徒が多い。友達と点数を比べ上だ下だという場面も多い。しかし点数だけ見て安心したり、喜んで終わりにしてはいけない。

自分の授業中の集中や考査に向けた努力と結果を結びつけて評価して欲しい。「この問題は取れたよね」と僕が言うよりも自分で見直して「ここは取れたのに。こんなに点数が上がるのに」と悔しさを感じて欲しい。取れたはずの点数と反省と目標を見せてもらい、「そうだよね、もったいなかったね。きっと取れる。取ってください。」と一人一人に話をして答案返却を終えた。