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141 雨の散歩とグールドのピアノ

昨日、今日と雨の中歩いた。昨日は夕方用があり跳ね上がりの多い石畳の上で一時間くらい傘を差していた。夜には強い雨足の中2キロほど歩いた。今日は通勤の往復で学校から駅までの2キロほどを往復した。横から降りかかる細かな雨の中、雨音を聞きながら歩くのも悪くない。


憂鬱な気持ちと億劫さを感じるのは最初だけで、数分すると少しずつ濡れながら歩くのが楽しくなる。傘に当たる雨の感触を感じながら音楽を聴きながら夜道を歩くのもいつもと違う感覚で心が立ち上がってくる感じがする。夜はグレン・グールドカラヤン指揮のベルリンフィル交響楽団と演奏したベートーヴェンのピアノコンチェルト第三番を聴きながら歩いた。


村上春樹小澤征爾の対談を読んだ足で入ったCDショップで見つけて購入したミーハーな一枚。モノラルだからなのか特に弦の音色が一つのうねりになって感じられる。その厚みのある音が心地よい。オーケストラとピアノが緩急の中、応答し掛け合いが絡まっていく様子に気持ちも盛り上がっていく。30ー40分くらいの長さのクラシックは聴きやすいなと思いながらの夜の散歩だった。このアルバムの他に紹介されていたバーンスタインとグールドのCD、内田光子、や小澤征爾のものも聴いてみたい。