105 始業式

2・3年生のクラス発表は昇降口に朝張り出される。自分や友人たちの名前を探しいろいろな事を話す大勢のそれぞれの声が大きな固まりになって職員玄関にも届いてくる。大勢で長い時間をかけたクラス編成が彼らにとっていいものであることを祈りながら職員室への階段を上る。


クラスがわかった後の生徒たちの関心は担任は誰だ、という段階にうつる。担任発表は始業式でというのが習わしで、学年によっては朝のSHRには担任でない者が行って始業式に向かわせることもある。新2年はそのようなことはせず、担任がそのままSHRに向かった。幸い学年の担任団の中に異動者はおらず、1年時のクラスをそのまま2年でも持つことになった。担任団が昨年と同じクラスに入っていったので生徒達の中には、本当は違うのではと思ったものもいたようだ。


体育館に新クラスで整列し落ち着いた雰囲気の中、着任式、表彰式、始業式と式が続く。担任団の発表は終わりに近い頃された。式の後、他のクラスは教室に戻りLHRだが僕のクラスともう一クラスは午後からの入学式準備で体育館で作業となった。テキパキ動いてくれ思っていたよりも早く準備が終わったのは嬉しいことだった。


教室に戻っての帰りのSHRでは入学式準備に対する協力への感謝と週明けの予定の伝達にとどめた。クラス開き、クラス作りに向けた話は月曜日にすることにした。

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