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052 やりたいことやれること 「仕事道楽」鈴木敏夫から その2

鈴木敏夫さんの「仕事道楽」を読んで思ったことの続き。前回はチームという観点でした*1が今回は仕事に対する心構え的な視点から。先を見越して長期目標を設定して、ブレイクダウンしていって毎日の目安を作るのもありだけど、損得抜きで目の前のことに取り組むことも必要じゃないのかなぁという話、になるのかな。

ぼくにとって大事なのは、「序にかえて」でも書きましたけれど、目の前の課題、少し先の目標です。それに向けて全力をあげる。いわば「戦術」ですか。考えられることはすべて考え、いろいろな想定をして対策を練っておく。じつはこれも好きだからやってるんです。考えることがおもしろく、楽しんでいる。そのときもつねに念頭にあるのは「人」です。「おちこぼれをつくらない」「反対があるときは徹底的に説得する」、これを鉄則としてきました。みんなが納得し、楽しいものになったときにいい仕事になるんですね。

「あの時もうちょっと@@しておきゃ良かったな。」ときどき、いや、しょっちゅう思う。勉強・スポーツ・旅・仕事などなど。ざくっと言ってしまえば生活全般あれもこれもが対象になる。後で見直そう、復習しよう、今はいいや、そんな風に思っていると「後で」が大きなかたまりになって、かたまりのまんま、ほかってしまうより他に仕方がなくなってしまう。ほかっちゃったものは無かったことと同じだ。


「今の自分にこれは意味がない。だからやらない。」見切ってしまうのも考え方としてはありだろうけれど、本当に意味がないのだろうか。頼まれ事、ノルマ、持ち回りの役割、本意であろうとなかろうと、好むと好まざるに関わらずやるべきはやるべきだし、そう思える気持ちの余裕は持っていたい。


「やりたいことがわからない。」やってみなければわからないことってある。必ずある。こんな事も考えるんだ。この順番にやるといいのか。この人はこの辺くわしいんだなどなど。で、何かしらの結果や成果物が目の前にあらわれる。それに対して自分はどんな気持ちになったか。気分は良かったのか、もう一回やってみてもいいかなって思えたのか。それなりに満足できたのか。自己評価が第一ではあるけれど場合によっては周りの感謝や評価が得られたりしちゃうこともある。


乱暴にまとめる。好き嫌いはある、確かにある。でも一度やってみることには価値がある。何がどう働いて人生が動いていくかなんてわからないんだから目の前の事に一生懸命全力に取り組むのって言うことにも一度はチャレンジするのがいいと思う。

仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書)

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