昨夜は夢を見なかった


あれ、初夢って昨夜みるんじゃなかったっけ?と朝食の席で汁粉を食べながら話題になった。昨夜は夢を見なかった。見ていたのかもしれないが覚えていない。思い出してみるとこれまで35回初夢をみるチャンスがあったわけだけれども、「今年はいい夢みたぁ」という出会いはほとんど、ない。というか、全然ない。


一富士二鷹三茄子とは言わないから、愉快な楽しい気分の良い夢見たかったなぁと思いつつ、wikipediaで初夢の項を調べてみた。

文献での初夢の初出は、鎌倉時代の『山家集』である。そこでは、暦上の新年とは無関係に、節分から立春の夜に見る夢を初夢としている。この時代は、初夢に限らず、立春を新年の始まりと考えることが多かった。

その後、暦上の元日を新年の始まりと考えるようになったが、単純に、大晦日から元日の夜に見る夢が必ずしも初夢とはならず、江戸時代には「大晦日から元日」「元日から2日」「2日から3日」の3つの説が現れた。「元日から2日」は、大晦日から元日にかけての夜は眠らない風習ができたことが理由とされる。「2日から3日」の由来ははっきりしないが、書初めや初商いなど多くの新年の行事が2日に行われるようになったのに影響されたためとも言われる。

江戸時代後期には「2日から3日」が主流となったが、明治の改暦後は、「元日から2日」も広まっている。

初夢はどこか特定の一晩に見るものではなくて結構幅を持っていたようだ。大晦日の晩はどうだったろう・・・夢も見ずに熟睡してたな。昨夜は・・・同じく熟睡、正月の初夢は今晩がラストチャンス。それがだめでも2月3日の節分の晩に再チャレンジだ。