準備室からの眺め・榎の実


ぐんと気温が冷え込んだ朝、そろそろ車のウィンドウも凍りそうな気配。日中は太陽が出て日向は暖かいけれども空気は冷たく足下も寒い。昼休み、準備室からグランドを見上げるときれいな青空だった。校舎の4階で授業をしていると、いつもは何枚か薄い膜がかかったように見えるずっと遠くの山までスッキリと見える。

帰宅してゲンの散歩に出るときに榎の葉を手に取った。昨日、雨音と間違えたのはこの実のようだ。こんな実がついているとは今まで知らなかった。冬に落葉焚きをするときにも気がついたこともなかった。「こんな実がなっていたよ」と妻に話すと、彼女はとうに知っていた。子どもと拾って遊んだそうだ。