一日のはじまりは珈琲を淹れることから

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週末の朝はゆっくり珈琲を淹れます。新しい豆の湯気を上げながら静かにふくらんで行く姿が好きです。抽出の最初に湯を数滴垂らし二〇秒ほど蒸らします。温度が適切だとこの段階でふくりと膨らみはじめます。半球状になった真ん中に静かに湯を注いでいくと、小さな泡をはき出しながらゆっくりとふくらみだし、ある一点を超えるとドリッパーの下から珈琲が落ちてきます。

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今朝は新しい豆を開けました。今回はペルー。あっさり目ですがコクがあって好きな味。もう十数年使っている手回しのミルで中挽きにします。当時は収納の都合で小さめミルを選びましたが、少し大変です。もう一回り大きいものの方が刃が大きくて挽きやすかっただろうなとずっと思っていますが未だ現役です。豆を弾く準備をし出すと子ども達が寄ってきます。

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この3週間くらい珈琲は1日2杯までに控えています。(マグが大きいので普通の3杯分程度にはなりますが)。そのせいか、より美味しく淹れようという気持ちが強くなりました。豆の挽き具合、粉の量、お湯の温度、抽出の速度、注意する点はそれほど多くはないですが、同じように淹れているつもりでも、同じ味にはなりません。湯の温度を測ろうか、でもそこまでやるのもと躊躇しながら、今朝の珈琲も美味しいなと満足する朝です。