木曜日

学校の最寄り駅で降りると歩行者用の道が凍っている。宅地造成中の土地や、畑も真っ白。昨夜また雪が降ったのだろう。朝15分ほど昇降口に立つ。日差しがあるので、それ程寒さは感じない。授業は1年生2こま。百人一首は62首目

夜をこめて 鳥の空音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ  清少納言

中宮定子に使え、枕草子を書いた清少納言の歌。百人一首の42首目には清少納言の父、清原元輔(きよはらのもとすけ)の歌が取られている。「契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは」。清原元輔三十六歌仙の一人にも数えられている歌人でもある。