2学期最後の授業
2学期の授業最終日は1年生の国語総合2コマ。冬休みの宿題の説明と、ここ最近中断しつつもストックはしていた本の紹介を8冊。予定していた時間は1冊2・3分で20分程度。
- 今日紹介した本
友人が薦めてくれた本や、気に入ったブログで紹介していたり、好きな作家が上げていたものを読む機会が増えて気ました。今までだったら手を伸ばしていなかっただろうなというものにも挑戦するようになって、読書の幅が少し広がった気がしています。
長く話をしたのは、友人otosanが教えてくれた、「政党が操る選挙報道」鈴木哲夫と、それとも関連して、梅田望夫さんの「ウェブ時代をゆく」の2冊。目の前のものが本当かどうか自分でしっかりと見極めようと考える習慣と力をみにつけること、これからの社会を生きていく中でネットとどう向き合って付き合っていくか、どんな人生を歩んでいくか考えることと結びつけて「ウェブ時代をゆく」の話をしました。今回紹介した8冊の中では、やはりこの「ウェブ時代をゆく」を一番読んで欲しいと強く訴えていたような気がします。
話し終えて時計を見ていると予定を超過して35分近く経過していました。しゃべりすぎです・・・。冬休みに2冊は本を読んで、読書記録(作品名などとともに、印象に残った文章の抜書きとそれに対する感想や、全体の評価を自分でつける)をつけるという宿題を出しました。僕も沢山よんで記録を残すから、とこのブログを紹介しました。僕も楽しく沢山読みたいと思います。
- これまでに紹介した本は下記の16冊でした。
- 「ティファニーで朝食を」トルーマン・カポーティ 新潮文庫
- 「クローディアの秘密」E・L・カニグズバーグ 岩波少年文庫
- 「夜のピクニック」恩田陸 新潮文庫
- 「父・こんなこと」幸田文 新潮文庫
- 「海馬」糸井重里・池谷裕二 新潮文庫
- 「三四郎」夏目漱石 岩波文庫
- 「ナイン・ストーリーズ」J・Dサリンジャー 新潮文庫
- 「葬送」平野啓一郎 新潮文庫
- 「風が強く吹いている」三浦しをん
- 「GO」金城一紀 講談社文庫
- 「フライダディフライ」金城一紀
- 「キャッチャー・イン・ザ・ライ」J・D・サリンジャー
- 「高校生のための文章読本」筑摩書房
- 「4TEEN フォーティーン」石田衣良
- 「天才の栄光と挫折 数学者列伝」藤原正彦
- 「数学ガール」結城浩
梅田望夫さんや、結城浩さん、横浜逍遥亭の中山さん、友人otosanのエントリがきっかけで、ある本が読みたくなる。手に入れて読み終えてエントリを書いたら、その方からコメントや、スターを頂いたりということも起こっていて、本当に楽しい素晴らしい時代になってきたなぁと思う。