スターバックス 5つの成功法則と「グリーンエプロンブック」の精神

わたしたちの仕事は、ごみ集めだ

居心地が良くて、ついつい長居してしまう、スターバックス。前から好きな場所だったけれども、この本を読んでますます好きになっってしまいました。スターバックスがこんなに愛されているのにはれっきとした理由があったのです。

・歓迎する
・心をこめる
・思いやりを持つ
・豊富な知識を蓄える
・参加する

書いてあるのは言ってしまえば、割と当たり前のことばかり。お客さんの一人ひとりとの関係を大切にして、真心のこもったサービスを提供して、より良いスターバックス経験をしてもらおうと、本当に真剣に取り組んでいるのが良く分かります。これを本当に一生懸命にやったら、好きにならずにいられない。そういうもの。

行き着けや馴染みのお店って、少し前まではありました。夕飯時の忙しい時間少し手伝うと、ご飯を食べさせてくれた大学時代の行き着けの定食屋さん。サークル帰りにしょっちゅう通った、隣の駅にある喫茶店。どの店も扉をあけると、「あ、いらっしゃい」「今日はどうしたの」「久しぶり」と声をかけてくれました。ただのお客と、店員ではない、心地よい関係を作れた場所でした。

スターバックスは、チェーン店で有りながら、人びとにとってのそんな場所になろうとしています。自分が一人の人間として認めてもらえて、人と人の絆を結べ、心地よい環境の中でリラックスして、美味しい珈琲と雰囲気を楽しめる。そんな場所になってくれたら、本当に嬉しいなと思います。

もう一つ、教師と生徒の関係と単純に置き換えられるものでは有りませんが、普段の仕事でもっと心がけることができるだろう、という発見が幾つもありました。

1・独自の経験を作る
2・すべてが大切 
3・嬉しい驚きを作り出す
4・反対意見を受け入れる
5・足跡を残す

生徒一人ひとりに積極的に、前向きに、意欲的に授業に取り組んでもらるために、できること。もっと考えたいと思いました。まずは、清潔な学習環境の整備からはじめようと思います。

スターバックス5つの成功法則と「グリーンエプロンブック」の精神

スターバックス5つの成功法則と「グリーンエプロンブック」の精神

  • 作者: ジョセフ・ミケーリ,月沢李歌子
  • 出版社/メーカー: ブックマン社
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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