この半年から1年で習慣化したもの、またはさせたいもの
- 習慣化したもの
- 習慣化させたいもの
この1年くらい、ブログやmoleskineにメモを書きながら、考えていたのは、次のようなことでした。
- 日々の仕事や生活の記録を残そう
- 手帳を持ち歩いて暇を見つけて仕事の記録やメモや思い付きを記録する
- あとから振り返るためにデジタル化する。
手帳に書いた色々のことを、その日のうちにtex化しておけば、いつでも読めて、あとからgrepで検索が簡単に行えます。そう思ったきっかけは授業のQAプリントの作成をエクセルで作っていくのにストレスを感じたところにさかのぼります。4年ほどエクセルを使って、毎時間の授業の質問や感想、要望、意見を生徒からもらい、次の時間に僕の答えをつけて一枚のプリントにして返却するという試みをしていました。エクセルですと、これが文章の入力だけでなく、QAの番号の入力や、印刷時のページレイアウト、視認性、入力・訂正の手間など、考えないといけないことが多いのです。QAプリントの作成をtexに移行してから、作業時間とストレスがぐっと減りました。一度ページレイアウトを作ってしまえば、文章の入力に集中できて、もとはテキストですからファイルサイズも小さく、検索も容易、組版はアプリ任せでOKです。
このtexを使った記録を他にも応用したらいいんじゃないかと思ってはじめたのが、手帳のtex化です。手帳に毎日記録を残すのは幸いもう習慣化して、書かないと落ち着かないくらいです。moleskineも2ヶ月で1冊消費してしまいます。全部持ち歩くのは現実的でないので、となればデータをPCで持ちたいなと思ったわけです。これは「日付.tex」というファイルを毎日作ってそこに一日分の備忘録を残しています。
PCの方でも記録を取りやすくする工夫をしました。changelogの考え方にヒントを得て、エディタに日時と時間を挿入するキーボードマクロを設定しました。「log.tex」というファイルを作って何か始める時、終わった時、何か思いついた時にこのファイルに一行メモをどんどん付け加えていきます。気をつけるのは入力前に設定したマクロで日時を行頭に挿入することだけ。あとは、もう機会のあるごとにここに書いていくだけです。一日の終わりにログから該当日の分のデータをペーストして、moleskineの雑記の記載とあわせて一日の記録を別ファイルに作っておしまいです。細切れの時間に残した手帳とpcのメモのおかげで、一日を振り返り備忘録を作るのも、これまでよりずっと短い時間でできるようになりました。ブログに挙げている仕事関係のエントリもこの備忘録を元にしています。まだ初めて間もないことですが、自分は覚えていなくても、手帳やpcが覚えてくれているのは想像以上に安心できることでした。上手く習慣化させられるまで続けたいと思います。・・・・・なんだか取り留めのない文章になってしまいました。