木曜日

通勤電車の中で新しいmoleskineを開けました。雑記(メモ・備忘録)とTODO管理に使っていて、2ヶ月に1冊ペースで使っていて、11月12月の2ヶ月で4冊目を使い切る予定です。今日の仕事のTODO出しとメモ書き。講演CDを聞きながら感じたことをメモする。朝一番に小林秀雄の講演集の1枚目後半を聞き、その後司馬遼太郎の2枚目を聴きました。小林秀雄は、話し始めは気弱な謙虚な口調だったのが、次第に声にハリが出てきて、それにあわせて口調が滑らかにそして断定的になり、だんだん自信が有り余ったような、怒っているような口調に大変化。「諸君は読まないだろ。諸君は知らないだろうが」と最初と最後がえらい違いです。どちらがこの人の本性なのでしょう。長く勉強したことに対する自信、プライドは絶大ということなんでしょうね。人間、どちらの性格も持ち合わせているでしょうが、偏らないように気をつけないといけません。教師なんて職業をしていたら尚更です。

授業は46の2コマ。気持ちにかなり余裕がある唯一の日です。どちらも1年生。百人一首は40番「忍ぶれど 色にいでにけり わが恋は ものや思ふと 人のとふまで」これの解説に半分使い。残り半分は土佐日記の音読に時間を割き、数分で文学史上の位置づけを説明して終わりました。6限には教頭先生がが授業見学にいらして緊張しました。生徒も同様だったようで、質問紙に「ビックリした」「調子が狂う」などいくつか書かれていました。緊張した雰囲気の中でも一定のパフォーマンスが出せるというのは必要な力ですから、僕らもそういう場面を沢山経験できた方が良いですね。