金曜日

今朝は学校最寄まで乗る電車でついウトウトしてしまった。最寄り駅で、誰かに肩を叩かれ起こしてもらった。ふと見ると、この3週間ほど現代文を教えている3年生。あやうく乗り過ごすところ。昇降口でも毎朝顔を合わせているのもあって、気を使ってくれたのだろう。感謝感謝、感謝。

1限は現代文b「文化のダイナミズム」最終回。教科書を呼んでもらうときに、たまに点読みをします。次から次に順番が回り、2回3回回ってくるので集中していないと出来ません。「なんだかクレアラシルの宣伝みたいだったな」と話してもどうもぴんときてない模様。既成概念への反発、カウンタとしての価値観、立場の例えで、アマゾンやyoutube、ニコ動の話をするがイマイチ。その場でふと思いついたことを話そうと思っても上手くいくわけがない。もっとしっかり考えてからじゃないといけないと反省。

3限は1年生。東下りを一気に読み進める。途中和歌の修辞の話。百人一首を毎時間やってきたおかげで、枕詞も掛詞も彼の耳には馴染んでいるはずで、あっさりと。ほか折句と縁語の説明。来週月曜日に和歌2首の解釈をして、漢文一気読みの予定。

午後は3年生の演習2コマ。四鏡大鏡・今鏡・水鏡・増鏡)の話のあと、増鏡を読む。頼家の遺児、公暁が、実の叔父、三代将軍実朝を暗殺する場面。後白河法皇から、高倉ー安徳天皇ライン、高倉ー後鳥羽の兄弟ラインの話と、鎌倉将軍の人間関係や時代背景の説明を丁寧にしたところ、分かりやすくなった模様。

放課後は古典の補習、今日は5名。助動詞き・けり・つ・ぬ・たり・りの確認プリント。助動詞は前後の品詞分解と口語訳のドリルを作るか?助動詞1つの意味につき10例文くらい。大量すぎる?いずれにせよ、古典文法はもっと大量のドリルが必要だと思う。