情熱大陸 庄司紗矢香

久しぶりの情熱大陸。見終わって、この人の演奏を聴いてみたい、と思った。

  • 1715製作のストラディヴァリ。10代初めのころに父にもらったヴァイオリンケースを今も使う。
  • 観客が技巧だけを期待するのが恐い。私の音楽を技術だけで判断されたくない。
  • 音楽はわたしにとって一番自由に使える言語。
  • 同業者でも読めないと思う。書き込みで一杯の譜面を眺めながら。
  • ファンタジー、イマジネーションを伝えられたら。
  • 息抜きは読書。三島由紀夫金閣寺。ある時期はドストエフスキーを愛読。
  • 「私とバイオリン」ほとんど一緒のもので、私の分身 みたいな。
  • スタンディングオベーションで幕を閉じた1時間20分のリサイタルを終えて、言葉はなく微笑みのみ。

庄司紗矢香 ヴァイオリニスト

ヴァイオリニスト・庄司紗矢香(しょうじさやか)、24歳。パリ在住。
 14歳からヨーロッパのオーケストラや指揮者と共演し天才と呼ばれ、16歳のときに世界的に権威のあるパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで史上最年少かつ日本人初の優勝を果たした若きヴァイオリニストだ。
 一見すると細くてはかなげな少女のよう。しかし、その小さな体と小さな楽器から繰り出される壮大な音楽と舞台での彼女の存在感には確実な自信と輝きが感じられる。
 彼女のどこが並外れているのか。いかにして「天才少女」から脱皮したのか。番組はそんな疑問を抱きつつ、スイス「ヴェルビエ音楽祭」に出演する庄司の暑い夏を追った。世界中から集まった一流の先輩演奏家たち、一流の観衆に囲まれて、庄司紗矢香は何を感じるのか。彼女の才能の正体とは…?