今日の授業

期末考査終了後は、短縮授業が続く。今日は国語総合1クラス。昨日予告した百人一首の初めの25首のテスト。4月から毎日1首ずつ紹介して覚えてきてもらったけれども、それがどれくらい定着しているかを確認。定期的に、この確認作業を入れないと、百人一首のコーナーもなんとなく流れてしまう。昨日今日とかなり真剣に覚えてきたようで、再テストは数人。

古典に対する苦手意識を少しでも減らすために、何か一年間継続して積み上げていくものがないか考えて今年やってみようと思ったのが、百人一首の暗誦。いっぺんに10首20首覚えるのは大変だけれども、毎時間1首ずつであれば、数分集中すれば覚えられる。歌意や詠まれた背景、文法的なポイントも説明できるので、その歌に対する心理的距離も縮まる。何度も目にして口にして耳にするうちに、しみこんでくれたら良いなと思っている。僕も100首全ては覚えたことはなかったし、歌意も分からないものが多かったけれども、この1年で僕も同じく勉強しようというチャレンジ。

百人一首の確認のあとは、夏休みの課題の説明と、テスト結果を踏まえて、どんな勉強をして欲しいかを話す。最後数分を使って昨日数学ガール - 繭八庵@Hatenaというエントリで紹介した結城浩さんの数学ガールの紹介。僕が最初にはまった数式を紹介。

  • 1 1 2 3
  • 1 4 27 256
  • 6 15 35 77
  • 6 2 8 2 10 18

流石現役の高校生は頭も柔らかく、黒板に数字を書くそばから「わかった!」の声がそこここで。それでも最後の「6 2 8 2 10 18」はどちらかというとトンチ系なので、すぐには分からない模様。