数学ガール

問 次の数列に続く数を答えよ

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「第1章数列とパターン」の数問を考えるのがとても楽しかった。考えれば法則が見つけられそうな気がする。そんな予感を信じて考えた。この4問だけ3、4日は楽しめただろうか。「え、ひょっとして・・まてよ・・・」と確かめて、それがどうやら正しいと分かったときの嬉しさ。そうだ、数学にはこういう楽しさがあったよな、と思う数日間だった。

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ブログや日記が更新されたら必ず読むうちの1人、結城浩さんの作品。プログラミング言語に関する著作が多くて、今までは手が出なかった。けれども、今回の「数学ガール」、これはひょっとしたら読めるかも、と発売と同時に買ってきた。いくつかの数列の法則を数日がかりで見つけた後、先の方をぱらぱらめくってみると、どうも高校入学してすぐに数学に挫折した僕が理解するのはかなり難しそうな感じ。

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どれくらい数学がダメかというと、因数分解二次方程式あたりはなんとなくついていけたのだけれども。サインコサインタンジェントの辺りで完全に脱落。1年生の1学期の終わりか2学期の初めでもう完全にお手上げ状態になってしまった。3年間のどこかで微分積分なんかも多分やったのだろうけれども。全く持って記憶に残っていない。

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そんな僕でも、先日の「天才の栄光と挫折 数学者列伝」で感動して以来、数学に対する興味が少しわいてきている。もう一度勉強しなおしてみようかな、とそんな小さな火種をこの2冊につけてもらった気がする。とはいえ、この最後の数列はまったくダメで、解の1つを見てもなかなかピンと来ていなかったりするのだけれど・・・

あっ、そうだ。 すでに『数学ガール』をお読みになったみなさんに、この機会にお願いが一つあります。

結城のところには「この本に高校時代に出会いたかったなあ」という大人の読者さんからのメールがとても多く届いております。 そこでですね。 もしも、みなさんのお知り合いに『数学ガール』が好きになりそうな高校生さんがいらっしゃいましたら、 その高校生さんに『数学ガール』のことをぜひ伝えていただきたいのです。

1年生の国語総合で、本の紹介を定期的にしているけれども、1学期中に紹介してみようと思う。文系の強い子、理系の強い子いろいろいるから、面白がってくれる生徒がいるかもしれない。

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)