GO

GO (講談社文庫)

GO (講談社文庫)

おまえら、俺が恐いんだろ?何かに分類して、名前をつけなきゃ安心できないんだろ?でも、俺は認めねえぞ。俺はな、《ライオン》みたいなもんなんだよ。《ライオン》は自分のことを《ライオン》だなんて思ってねえんだ。おまえらが勝手に名前をつけて、《ライオン》のことを知った気になってるだけなんだ。それで調子に乗って、名前を呼びながら近づいてきてみろよ、おまえらの頸動脈に飛びついて、噛み殺してやるからな。

賞を取ったからといって、映画化されたからといって、すばらしい作品ばかりではないのは百も承知だけれども、でもなぜこの傑作が5件も6件も本屋を回らなければ見つからないのか、なぜアマゾンにもないのか、という憤ること1週間。近所のツタヤで偶然発見。ありがとうツタヤ。何者にも屈したくない、「自分」で在り続けたい物語に僕はめっぽう弱いんだということを改めて思い知りました。スカッとして、悶々とするラブストーリー。

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