始業式に思うこと

午前中始業式午後入学式。始業式の前のショートホームルームで副担任を持つクラスに紹介していただく。始業式の前後に服装指導。小言を言うところからスタートなのが残念。「え、誰?」状態のおじさんに注意される生徒も気の毒。時と場合と場所に応じた適切な服装と態度を取れるようになって欲しい。一人の人間が敬意を持って自分に接しているときに、それに応じた態度が選択できないというのが問題。学校だからとか教師だからではない。儀式の時にどんな態度を取るのが適切か、目上の人と話すときにどんな態度が適切か、場面場面に応じた反応の仕方、決まりをきちんと理解してもらわないといけないと思う。それは学校でやることなのか、という意見もあるが、学校でやらなければいけないことなのだと思う。

入学式前には駐車場係で赤い棒を振る。広い駐車場がすぐに一杯になってしまう。新入生とその保護者の方々が晴れやかな顔でやってくる。だいぶ散ってしまったけれども、桜ももち、雨も降らず温かな良い天気の入学式でよかった。不安を吹き飛ばし、高校生活への期待を応えられる充実した3年間を彼らが過ごせるように努力したい。