「北村愛子 専門看護師」プロフェッショナル 仕事の流儀 メモ

命のぎりぎりのやり取りをする現場のすさまじさに、初めから終わりまでただただ圧倒。言葉を失いました。途中からキーボードを叩く手が止まって見入ってしまいました。生死と常に向き合う職場で感じるストレスは計り知れないものだと思います。それでも、ベッドサイドに近寄ると必ずそっと手を握る北村さんに姿に彼女の仕事に対する姿勢が全て現れていると思います。尊い。

  • ベッドサイドに全てがある
  • 看護師76万人中、専門看護師は186人しかいない。
  • 大学院修了後検定試験に合格する必要がある。クリティカルケア看護第一号の一人。
  • 受け持つのは生死の境をさまよう患者ばかり
  • どんなときも希望を捨てない
  • 医療の世界がいいものに変わったほうが良い
  • 本当に一生懸命生きていってはる。
  • 泣きたい気持ちや怖い気持ちや看護ってどうあったらいいのかなって
  • 朝8時出勤。患者の様子で出勤時間はいつも違う。夜勤やローテーションはない。
  • 普通の看護師のように担当する病棟というはない。循環器、脳神経、呼吸器・・・重篤な患者がいるところを受け持つ
  • 担当する患者は意識がない人、重篤で言葉が話せない人が少なくない。
  • それでもごく普通に話しかける。「いっしょにげんきになろうね」
  • 「患者と向き合う」
  • なによりも大切にしていること。
  • 患者さんは自分の病気から逃げること出来ない。どんなに苦しくても向き合いながら一緒に側にいること。生きていくのを支えることが仕事だと思っている。
  • 必ず結果を出す。絶対あきらめない。
  • この5年ずっと続けていること。自分の感情をノートに書き留めて気持ちに整理をつける。自分を良くわかっていないと切り替えることは出来ない。
  • 「希望をつなぐ」
  • 自分の仕事の意味。意識のない人の言葉をすぐに聞くことができなくても、生きるという力を支えるのが仕事。希望をどこまでつなげるかわからないけど、みんな生きる価値があるその思いの希望はつなげたい
  • 「よく手を握っているのは何故?」
  • 自分もおちつくから。患者さんの側にいった時に、人と人との交流は言葉だけではないと思うので、いまここに来ました。と、まず手を握ってしまう。そこに感じ、感覚がある気がする。
  • 看護をしてして患者さんが良くなっていくときには私も癒されていると思う。
  • 生きることに懸命になっているというのを見たら、人間はすごく強いものだということを感じさせられる。
  • 何故専門看護師に
  • 看護師になり集中治療室に配属された。4年目に6歳の少女が心停止の状態で運ばれてきた。必死の治療の甲斐なく少女は息を引き取った
  • 医療ってなんだろう。医療は看護はどうあったら言いのだろう。頭の中をぐるぐる。現場を続けられなくなった。
  • 30才看護専門学校の教員になるが。体調悪化して教団に立てなくなる。数ヵ月後、
  • 高校の同級生が臓器移植を受けると連絡してきた。入院先に見舞いにかけつけ励ました。が亡くなった。何故看護師としてベッドサイドに立てなかった。その時にクリティカルケアの現場に戻りたいと思った。
  • 看護の仕事に何が出来るか極めたい
  • 3年半かけ大学院終了し、H15年に認定試験に合格、クリティカルケア専門の看護師に。
  • その時その時(6歳の少女の死、友人の死)の自分はそのことに向き合うことができなかった

ということ

  • さまざまなことに限界がある。そのなかでも・・・(あとで確認)
  • 勇気を持つこと患者さんが私たちに任せてくださるのだから
  • プロフェッショナルとは
  • 「自分のやることがわかってて責任を持って行動に移す人」