(手帳3)ことばで遊ぶ
大学時代、課題で言葉遊びの作品を作るというのがあった。「倉田が往復ビンタをくらった」「北野が来たのー」という親父ギャク以前の稚拙なものを提出日に50ばかしでっち上げて提出した。先生のコメントに「もうすこしひねりましょう。例 夫「貧乏暮らしにも部活の経験が役に立ってるなぁ」 妻「昔も今も薄給(白球)を追っているものね」とあり、絶句した思い出がある。苦笑であれ失笑であれ、大笑いであれ、笑いや楽観が根底のあるほうがなんとなく人生楽しい気がする。
- (手帳3)ことばで遊ぶ 高校生のための文章読本より
世の中には、その根底に真面目があって遊びがあるのか、それともその逆なのだろうかと、いつも不思議に哲学的な気分に誘われる。そうして、逆だなと考えてみて方がうんと人間を身近に感じられて、いい気分になる。
- 作者: 梅田卓夫,清水良典,服部左右一,松川由博
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1986/03
- メディア: 単行本
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