20/50「ドラッカー20世紀を生きて―私の履歴書 私の履歴書」

ドラッカー20世紀を生きて―私の履歴書

ドラッカー20世紀を生きて―私の履歴書

ドラッカー「私の履歴書」 - My Life Between Silicon Valley and Japanを読んで、日経新聞読みたいなと思っていたのだけれども、もうずいぶん前の連載なので、図書館で探すのも面倒であきらめていた。が、一冊にまとめたものを書店で偶然見つけて購入。マネジメント業界では世界的に有名な方の自伝。熱心に勉強を続け、立ち止まることなく、自分に満足することなく、学んでいこうというすさまじい向上心。梅田さんも上記エントリの中で引用されていますが、一番印象的だったのは、次の部分。

 仕事以外では、毎年新しいテーマを見つけ、三カ月間かけて集中的に勉強している。昨年は明王朝時代の中国美術に取り組んだ。(略)
このほか、三年ごとのプロジェクトも立てている。数年前に終えたのは、シェークスピアの全集をゆっくりと注意深くすべて読み直すこと。シェークスピアの次はバルザックの代表作「人間喜劇」シリーズに取り組んだ。

このインタビューに答えているドラッカーさんは既に95歳。満足した時に止まってしまうんだなと思いました。がんばらなくちゃ。

「暇な時なんていうものは存在しないのだよ。私の場合、仕事をしていなければたくさん本を読む。きちんと計画を立てて、それにしたがって集中的に」

「長い間教壇に立ってきたのは、教えることで自ら多くのことを学べたからだ。生涯学び続けたかったし、そのためにも生涯教え続ける必要があったのだ。」