情熱大陸 辰巳芳子

三年待ちのスープの会。たまねぎ、にんじん、セロリ、のポタージュ。レタスの洗い方。結婚後夫はすぐに出征そのまま帰らず。
朝煮干の粉で簡単にダシをとるのになにか、と質問されて、「朝なんか出しなんかひいちゃいけないのよ。まとめてひきなさいって。持ってなきゃ。さんざんいってるでしょ」当たり前のことが伝わらない。「教育者ってのは諦めがわるい。諦めが悪くなくっちゃ教育の仕事はできないわね」

長野上田市。大豆100粒運動。食の大切さを学ぶ。湯布院の旅館で働く料理人たちへ料理指南。クレソンのポタージュ。すごい緑。
サバの骨や頭だけを使った新しいメニュー「魚の骨を大事に使わなきゃいけない時代が来ると思う。」
久住高原、ハモン・デ・くじゅうでは生ハム作り。100本以上の肉と格闘すること15年。塩は(濃度の)高いところから低いところへ動いて行く。塩の旅ですね。試食風景。むちゃくちゃ美味しそう。

新メニューはサバの味噌田楽。味噌をすりこぎにかける時に、年配の料理人にも遠慮なくものを言う。「良いものを減りにつけちゃダメ」。「料理人はだんだん我が落ちるはず。そして人の命に仕えることが出来る。どうしても良い人にならなくてはいけない道だと思う。」

料理家・辰巳芳子、81歳。自宅で毎月一回開かれるお料理教室「スープの会」は3年待ちという人気ぶりだ。
辰巳はおよそ40年にわたって雑誌やテレビなどで料理を発表してきたが、最近では日本の食文化や「食といのち」などに関する講演会でも忙しい。出汁のとり方、野菜のいため方、スープの混ぜ方etc.だけでなく「食育」の大切さや、はてはこの国の行方まで辰巳は真剣に語っていく。それは、「人として」どうあるべきなのか…を切に訴えているようにも見える。
これまでテレビでは、料理番組や対談番組以外で辰巳の日々の活動が詳しく紹介されたことはなかった。しかし料理に興味のない人にも辰巳のメッセージは伝わるのではないか?81歳の女性に私たちが本当に求めているものは何なのかを探る。

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