講演会

「薬物乱用防止教育」をテーマとした講演会が、3、4時限目を使って行われました。自らが薬物依存であった経験を持った方が、ご自分の実体験も含め、薬物依存の恐ろしさ、手を出してはいけないこと、手を出してしまうと、どれだけ苦しむのか、悲惨な経験をする事になるのか、なまなましくお話くださいました。

今日本に、一度でも薬物に手を出したことがあるという人は約200万人いる。人口の60人に1人の割合。これは少し調べてみると、404 Not Foundのなかに、次のような記述がありました。

平成十一年度の厚生科学研究費補助金により実施した「薬物使用についての全国住民調査」(以下「全国住民調査」という。)によれば、十五歳以上の者のうち、生涯において一回でも大麻、覚せい剤、コカイン、ヘロイン、LSD又はシンナーを乱用したことのある者(以下「薬物の生涯経験者」という。)の数は、約二百三十四万人と推定されているが、薬物依存症者の数は把握していない。

60人に1人と言うのは大変に多い数だと感じました。「ダメ ゼッタイ」と手を出してはいけないことの啓蒙活動とともに、薬物依存になってしまった方、立ち直ろうとしている方々をいかにサポートしていくか、という事もとても大切な、大事なことなのだと感じた講演会でした。