羅生門チェック3

羅生門チェック 3
(内容に合っている場合はマル、違っている場合は正しく直せ。)

10)下人がはしごの中段で息を殺して上の様子をうかがったのは、誰かが火を灯して動き回っていたからだ
11)楼の内には、いくつかの死骸が無造作に捨てられていたが、それらは全て着物を着た男の死骸だった。
12)死骸の腐乱した臭気に鼻を覆うことを忘れるほどの「強い感情」を下人に起こさせたのは、九分の恐怖と1分の好奇心であった。
13)楼の内で火をともしていたのは1人の若い女だった。
14)若い女は背の低いやせた白髪頭で猿のようであった。
15)女は死骸の一つに目をつけると、着ていた着物を脱がせ始めた。
16)女の様子を見ているうちに下人の心によりいっそう強い恐怖の気持ちがわいてきた。
17)改めて飢え死にするか盗人になるか聞いたならば、下人は何の未練もなく飢え死にを選ぶ気持ちだった。
18)下人にとって若い女の行為は許すことの出来ない「悪」であった。